Don't summer

今、季節に優しくしてもらっている実感がある。

私は夏が好きだ。その次に春が好き。

そして冬が大の苦手だ。

冬を呼んでくるから、という理由で秋も好きにはなれない。


冬は、身も心も縮こまってしまって、何かしらのやる気を起こすことが困難になる。

人と言葉をかわすのも億劫になって、できるだけ静かに身を潜めていたい気持ちが強くなったりする。

人の気持ちを考えることも、空を見て自分を見つめ直すことも、ジムに行って身体を動かすことも、全て放棄したくなる。

さすがに冬の間ずーっとという訳ではないがそんな傾向にある。


しかし、これらは事実であるが、全部冬のせいにされたら冬もたまったもんじゃないなとは思う。


季節にも人格があるかもしれないとたまに考える。

私が冬を呪ったり殴ったりするたび、知らないところで泣いている可能性は0ではない。

季節は人間一人の感情や言葉に傷つけられるほど弱いものではないと思いたいけど、それは私の都合だ。


なぜ苦手な季節の話をしてしまったのだろう。

好きな季節の話をする。


なぜ夏が好きなのか箇条書きにしてみる。


・海に入れる

・海が気持ちいい

・日焼けはしたくないけど照り付ける太陽の日差しが気持ちいい

・日差しが眩しくって美しい

・昼間の海が綺麗

・日が沈む時間帯の海が綺麗で切ない

・海水浴後に身体がダルくなるの好き

・夏祭りがある

・浴衣着れてうれしい

・浴衣のお姉さん可愛い

・浴衣のお兄さんも素敵

・花火が綺麗

・線香花火ちっちゃい花火も綺麗

・屋台のフランクフルトがおいしい

・昼間に扇風機の風を浴びながらする昼寝が最高

・アイスがおいしい

・スポーツドリンクがおいしい

・ただの水でも冷えてるだけでおいしい

・ワンピース1枚で着ちゃうの可愛い

・サンダル可愛い

・冬より薄着だから軽くて動きやすい

・バーベキューで肉食べるの好き

・バーベキューの焼きそばも好き

冷やし中華はじめたい

・そうめんおいしい

・おばあちゃん家でいとこたちと遊べる

・楽しい思い出が多い

・暑いと心まであったかくなれる

・熱さに心まで熱くなれたりもする


まだあると思うけどこんなものかな。

もうすでに暑くなってるけどまだこれから梅雨がきて、そのあとがようやく夏本番だ。

海が開く。


夏は優しいな。私にとっては。